最近、鍵も従来の物から生体認証やICカードに変わってきましたけど、その中のひとつである指紋認証って、指を怪我しててもちゃんと解錠できるんでしょうか。あれって指紋を読み取っているわけですから、指紋をちゃんと識別できないと開くわけがないですよね？セキュリティ上問題がない範囲である程度の緩さはあるんでしょうけど、もしそれで一切開きませんよってなったら、ピアニストみたいに指をケアしなければならなくなります。鍵のためとはいえ、流石にそれは息苦しいなぁとも思うのです。
そういう問題を回避するために、銀行だとかそういうところでは複数の指の指紋を採ったりしているみたいですが、自宅に導入するような鍵はどうなのかなぁと思う次第です。もちろん何かしらの方法や救済措置はあるでしょうけど。
そういう部分を考え出すと、指紋だけでなく生体認証ってまだまだ「こういう場合は大丈夫？」っていうのが多い気がします。顔認証だって、成長や老いによってうまく認証しなくなるかもしれませんし、声とかも同じですよね。なんだかんだで、まだまだ物理的な鍵の方が融通がききそうです。ただ、融通がきくということは、イコール他人でもどうにかできてしまう場合が多いということにもなるので、その辺のバランスが難しいとも。
鍵の進化はセキュリティ面でとっても嬉しいことではありますけど、そういう細かいところもうまくケアできるようになったらもっと実用的になるんだろな、なんて思います。